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一度目の冬が来る頃

いつもの朝


長身の2人


いつでも手を出せば届く距離を保ちながら


前を見て歩く


独特のオーラで
声を掛けれる人は少ない


コソコソ…

(やっぱ極道の息子…)(金持ちぶって…)


そんな声を小さい時から2人は感じている…