「じゃ、ありがとう。」


なんにも分かってないミナト先輩


に対し


「ありがとうございました・・・。」


ショボ~ン

って感じの私



精算を終えて店から出て行きかけたミナト先輩


の背中を見つめ



切ない

ため息

ついたところで


「あっ、そうだ!」


とかミナト先輩


思い出したっぽく立ち止まり

振り返り

こっちに戻って来た。






なんですか?


「明日ってさあ・・・」


明日?


「やっぱ、バイトだよね?」


うん。でも・・・


「何か?」


なにかあるの?