思った








「えっ!?・・・

もしかして、怒ってる?」



私の怒りにミナト先輩はキョトン?としてる。



なによ?怒って当然でしょ?




「あのさ・・


いや・・確かに“玄舞ちゃん”に似て可愛いけど

ここのうちの子だって思ったのは、君がお母さんに似てるから・・・」




お母さん?



「いつものおばさんって、君のお母さんじゃない?」



そうです。



「多分、おばさんも若い頃は、君みたいに可愛かったんじゃないかなぁ?」





『可愛い』

・・・って言った?



ミナト先輩






言いました?




うん?


確か・・『玄舞ちゃんに似て可愛い』とも言った気も・・・




でも


『可愛い』

には違いない?




そう思ったら



思わず


ポッ!!




ミナト先輩に『可愛い』なんて言われちゃった日には・・・




もう死んでもいいですっ!