学校に着き駐輪場に自転車をおく。 「あ。」 急にアユが立ち止まった。 『どーしたの?』 「あれ…」 アユの指差す方を見るとそこには知らない男子と一緒に登校する同じ中学校だった子が歩いていた。 「みんな彼氏がいるのね…。」 『そうだね。』 ちなみにうちらは三人ともフリー。 「切ないわぁ。」