たっちゃんは彼氏の鏡だ。


そんな彼氏ならいても悪くないなって思うけど全ての男がたっちゃんみたいなわけがない。


それを考えるとアユはホントに幸せ者だ。



「………………ナ!マリナ!ちょっとなにぼーっとしてんのよ!体育館いくよ!モモも来たから。」

「マリナおはよ~。」

『モモおはよ。んじゃ体育館行きますか。』



アユとたっちゃんの事を考えてたらいつの間にかモモが登校してきたみたいだ。


それにしてもこれから体育館で校長の長い話を聞かなきゃいけないって思うと気が重くなる。



はぁ、帰りたい……。