「でも、
教師の私が生徒となんて…」

「高3なら、もうすぐ卒業だろ?
別に良いんじゃねーの。卒業してから付き合えば。」

「でも、
あれからずっと話してないし、女の子とキスしてたし…」

そう言うと和之が溜め息をついて言う。

「かなが避けるからだろ?
キスだって、角度でそう見えただけかもしれないじゃん。

てか、いつまで言い訳さがす気?」