ガラッ

「か~なチャン♪」

やっぱり…。

私は呆れ顔でドアの方に顔だけ向けた。


「日下部君、
毎日毎日英研なんかに来て楽しいの?」

「楽しいよ♪
だって、かなチャンと話せるし。

ねっ?」

そう言ってニカッと笑った日下部君は、
私の隣に座りパンを頬張った。