……………。 その後しばらく二人とも喋らなかった。 沈黙を破ったのは拓斗。 「愛莉。…会いたいとか溜め込まないで俺に言ってな?」 「え…?でも迷惑かなって…」 仕事忙しそうだから…。 「迷惑じゃない。むしろ…嬉しいから。言って?」 拓斗の顔は赤くて、でも真っ直ぐに見つめながら言ってきた。