翌日―


由美はいつも通り霊子の家に向かった。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


しかし、返事はなかった。


由（あれ？どうしたのかな？）


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


念のためもう一度インターホンを押した。


…が、またしても返事はなかった。


由（居ない…のかな？でも今日用事はないって言ってたよね？留守なんてあり得ないよ…家の中に入って調べよ…）


ｶﾞﾁｬ


由「お邪魔します。」