「はいはい…」




奏を引っ張って部屋へ行った。






「ふぅ…疲れたな」




「……。」





奏はさっきの恥ずかしさからか

機嫌が悪い…。







「奏~。もう人前でキスしないから許して?」




「…絶対?」





やっと奏が口をきいてくれた。



俺は思い切り頷いた。






「じゃあいいよ!…はぁ、疲れたね~」






奏は部屋の中心に寝転がった。