こういう時の奏、からかいたくなるんだよなぁ。




「顔、真っ赤だよ?」




奏の頬をつつきながら言うと





「う…うるさい~!…寝るから!」




少し怒りながら布団に入ってしまった。






俺も布団に入り目を瞑る。






少しすると、






「智…?寝ちゃった?」




奏が話しかけてきた。





「んー?何?」



「あのね…智って、いつから私のこと好きだったの?」




「え…!!?」





突然予想外のことを聞かれて驚いた。