「あのね智。優梨に協力してもらったからお礼言いたいんだ!」


「俺も勇人に協力してもらってた」


「てことは両思いって事知ってたのかな?あの二人」


「あっ…そうかも」




……だから告白しろって言ってたんだ!!



「二人のとこ行くか!」



二人で外に出て、隣の部屋の戸をノックする。



「はいはい!」



直ぐに優梨が出てきた。




「優梨!夕食の前にちょっといい?」


「ん?いいよ~」




中に入ると勇人も呼び、4人で机を囲んで座った。




「実は俺ら付き合うことになったんだ」


「二人で協力してくれてたんでしょ?ありがとう」



二人のほうを見ると固まっている。






「どうし…」





『やった~!!』






私の言葉を遮って二人が叫んだ。