「わぁーイルカだ!可愛い~」


ショーが行われる会場に着くと、大きな水槽の中をイルカが泳いでいた。



水槽に近づいてイルカを見てはしゃいでいる奏。



俺は奏に近づこうとして不思議に思った…。





なんで人がいないんだ…?






「…あ……」



周りを見渡して見つけた張り紙。





「奏…今日の公演もう終わってるみたい」



「えぇ!?」