いつか優の言った
言葉を思い出す

「少しずつ
ゆっくり解決して
いけばいい」


私今一つずつ
解決してってるね


私はほほえむ

「どーしぃたぁ?」

ゆりが不思議そうに
顔をのぞく

「別に?

あ♪
いい事思いた!!

今から病室
いこ!!!

真理と
優の!!」

「私きまずすきでしょ!!どっちも!!」

私はしゅんとした
表情を見せる

「もぉ
しょうがないなぁ♪」

ゆりが

立ちあがる

「いくぜ♪
相棒!!」

ぶっと
私は吹き出す

ずっとずっと
こうしてられたら

幸せ
だったのに


私には抱えきれなかった

一人で
抱えるなって
また怒られちゃうね

でも私は

きっと

大丈夫