「ゆり
……どうしよう」

「待って
私も考えてるの」

「私……

知らなかった

全然……」

「うん
………どうしよう」

〜♪

「電話……」

私は机の上に
置いてあった
携帯をとる

「真理からだ…」

「あいり?
なんかごめんね

私の事嫌になった…?」

「全然!!

むしろ
嬉しかったかも

あんま真理の
本心聞いた事
なかったし

言ってくれて
ありがとう

言ってくれなかったら

気付けなかった

真理が私にとって
どんなに大きな
存在か」

「ふふ

変なの
あいり
いつもふざけて
ばっかだったのに

……でも
時々悲しい顔するの
あいり

だから私あいりを
守ってあげたかった

なのにいつのまにか
あいりの事しばり
つけてたかも

ごめんね?

今度病室来てね」

私は携帯を机におく

「解決?」

ゆりが首をかしげる

私は笑って答える

「解決♪」