「あいりぃぃっ」

「ゆりぃ
お見送り来てくれたの?!
いいのにぃ」

「私暇だもん」

「だから仕事しろよ」

優がすかさずツッコむ

「てか
仕事してないの
不思議なんだけど」

「だって
私仕事しなくても
いきていけるもーん」

「ゆり実は

…お金もち?!」

「そう
まさかの金持ち」

「まさか?!
って何よ?!
どこから見ても
セレブでしょ?!」

「見えない」

優と私がハモる

「……なんで

優もいんの?!
普通きまづくない?!」

私はちょっと
飽きれた顔をする

「ほらぁ
俺きまづいとか
気にしないしぃ」

「ありえない!!」

「てか…
学校はいいの?」

「うん大丈夫!
一ヶ月だけ
留学って事に
なってるし」