何となく

嫌な予感がした。



…開きたくない。


…開きたい。



そんな複雑な
気持ちの中

メールを



ついに開いた。




《ごめん。別れよう》


一瞬


目を


疑った。


私は震える手で
返信を打ち始めた。



《なんで?》




この3文字に
私の想いを


すべて



詰め込んだ。


しかし
返ってきた
返信メールで


私の想いは


崩れた。



《優美と居ると
苦しいんだよ》



苦しい…?


ああ、



そうか。





幸せだったのは

私だけだったんだ



成夜にとっては


楽しくも



嬉しくも



幸せでもなく




ただの

苦しみだったんだ。