大斗の体温を自分の身体中に溶かす…



きつく抱き締められて、あなたの熱を全身に感じる…




愛しい…


不安なドキドキは無くなったけれど…


想いが溢れて…



あたし…

大斗をすきすぎてしんでしまうかもしれない…



それくらい月明かりの部屋に大きく響くあたしの鼓動…



『まっ…て―』



駄目だ…心臓が苦しい…



『待たない…』



ただ…"すき"だと、切に想う…



『ひろ…と』



ねぇ?大斗…




『待たない…全部俺のものにさせろ…』


『ぅ…ン///ぁ―・・・ッ』





そして―





世界で一番愛しいあなたの…


熱を…


身体の内側から感じる…




こんなに情熱的で切なくて苦しくて…





熱い…




その熱も吐息も、ただ物凄く―


幸せだと感じるんだ




あなたが居ること、それだけが…



ただ、幸せだと想える…





そんな想いを抱いて―




あたしたちは1つに繋がった…




こんな抱かれ方は初めてだった…