―――――
――――――――
『片桐さんって、何て呼んだら良い?』
学校に行った夕陽にクラスメイトの男の子が聞いてきた。
『俺も雅みたいに名前で呼んで良い?』
『あ、うん♪ひぃちゃんでも夕陽ちゃんでも好きなほうで♪』
ただ…何気無く言った言葉だった…
『夕陽は?呼び捨てしてもいい?』
よ…呼び捨て…?
「夕陽」と呼び捨てするのは…拓ちゃんだけだったなぁ…
拓ちゃんだって、なんか懐かし♪
去年の今頃はそれはもう拓ちゃんが忘れられなくて、バカばっかしていたなぁ…
拓ちゃん…
あのドキドキは…♪
夕陽は少しトリップしながら思う。
って…あれ??
あれれ??
あ゙ーっ!?
『あれ??ダメ!あっゴメン。ちょっと出かけてくる』
「呼び捨て駄目なの?」と呟くクラスメイトを置いて夕陽は教室を出ていった。
―――――――
ダッシュで1組にやってきた。
『エロザル!!』
と息を切らせて叫ぶ。
『なんだよ?』
すぐに気付いた大斗が不機嫌にやって来た。
『お前よぉ…俺サマを何て底レベルな呼び方しやがるんだバカヤロウ!!髪伸びたってば!そろそろ止めろよ』
『そう呼ばれてココに来たのは大斗だしね?じゃぁバカザル?』
なぜか妙に真顔で言う夕陽。
『あのなぁ?』
『あんたさ、あたしのこと何て呼んでる?』
と続ける。
『はぁ?バカ?!』
何を突然という様子の大斗。間違いなく夕陽の質問は突拍子もなかった。
『バカじゃないわよ?』
『じゃぁちんちくりん?』
『あのね?』
『アホ。ブス。デブ。』
『真面目に聞いてるのよ!!』
真面目に聞くには変な質問だな?
といまいち状況が掴めない大斗は
『お前は夕陽だろ?どうしたんだよ?』
「わけわからないよ」と少々困惑気味に言った。
『そうよ。そようよね?夕陽だよ、夕陽。』
何やら納得している彼女だった。
――――――――
『片桐さんって、何て呼んだら良い?』
学校に行った夕陽にクラスメイトの男の子が聞いてきた。
『俺も雅みたいに名前で呼んで良い?』
『あ、うん♪ひぃちゃんでも夕陽ちゃんでも好きなほうで♪』
ただ…何気無く言った言葉だった…
『夕陽は?呼び捨てしてもいい?』
よ…呼び捨て…?
「夕陽」と呼び捨てするのは…拓ちゃんだけだったなぁ…
拓ちゃんだって、なんか懐かし♪
去年の今頃はそれはもう拓ちゃんが忘れられなくて、バカばっかしていたなぁ…
拓ちゃん…
あのドキドキは…♪
夕陽は少しトリップしながら思う。
って…あれ??
あれれ??
あ゙ーっ!?
『あれ??ダメ!あっゴメン。ちょっと出かけてくる』
「呼び捨て駄目なの?」と呟くクラスメイトを置いて夕陽は教室を出ていった。
―――――――
ダッシュで1組にやってきた。
『エロザル!!』
と息を切らせて叫ぶ。
『なんだよ?』
すぐに気付いた大斗が不機嫌にやって来た。
『お前よぉ…俺サマを何て底レベルな呼び方しやがるんだバカヤロウ!!髪伸びたってば!そろそろ止めろよ』
『そう呼ばれてココに来たのは大斗だしね?じゃぁバカザル?』
なぜか妙に真顔で言う夕陽。
『あのなぁ?』
『あんたさ、あたしのこと何て呼んでる?』
と続ける。
『はぁ?バカ?!』
何を突然という様子の大斗。間違いなく夕陽の質問は突拍子もなかった。
『バカじゃないわよ?』
『じゃぁちんちくりん?』
『あのね?』
『アホ。ブス。デブ。』
『真面目に聞いてるのよ!!』
真面目に聞くには変な質問だな?
といまいち状況が掴めない大斗は
『お前は夕陽だろ?どうしたんだよ?』
「わけわからないよ」と少々困惑気味に言った。
『そうよ。そようよね?夕陽だよ、夕陽。』
何やら納得している彼女だった。