「なら、家までおくってやるよ」

という声でわたしは
空から高森くんに視線を
戻した

『..え?わたしなら大丈夫だよ?』

うちは河原から
それほど遠くないから
10分くらいでつくんだけどなぁ..

「どうせ、帰り道途中まで一緒だしッ!!
遠慮すんなってッ」

と笑顔でいうものだから…
『じゃあ、お言葉に甘えてッ』

わたしは結局一緒に帰ることにした