そんなことを言われ佳奈は恥ずかしくて耳まで赤くなった。




「なんてね!抱きたいのは本当だけどここでは無理だね。今、俺も仕事中だし?」




そういって夏樹はにこっと笑った。




「でさ、今日このパーティーが終わったら俺の家に来て!」




「えっ?夏樹の家に?」




「そう、俺も今日パーティーが終わったらそのまま帰れると思うから」




「でも・・・」




佳奈はもしかしたら私が訪ねたことで週刊誌とかに写真など撮られて大事になったりしたらどうするんだろうと考えていた




「ねえ夏樹、私が行ったことで私たちのことが世間にばれたらどうするの?私はともかく貴方は困るでしょ?」




「なんだ佳奈そんなこと気にしてたの?あのマンションは普通の人は入れない仕組みになってるし、佳奈があそこに住んでると思えば良いんじゃないの?」




「そうかな?」




「そうだよ!今日待ってるから絶対に来て」




そういって部屋から出て行った2人であった。