部屋に入った佳奈は心なしか緊張していた。社長のお供でこのパーティーに来たのに今は夏樹とホテルの一室にいる・・・・ そんなことしてていいのだろうか・・・・・。 「どうしたの?なんか飲む?」 俯いている佳奈に夏樹が話しかけた。 「うん、じゃあ冷たいお茶でも貰おうかな」 そういって近くのソファーに腰をかけた。