「ねえ、藤堂さん貴方の周りは綺麗な人が一杯いるでしょ?私なんかじゃなくもっと綺麗な人と付き合ったほうがいいよ。それに私・・・失恋したばかりなの。今日だって失恋して自棄になって一人で飲んでいたんだもの」

「佳奈、藤堂さんはやめて夏樹って呼んで!確かにオレの周りには綺麗な人がわんさかいる、でもオレはそんな容姿の綺麗さとかで付き合う相手は決めない。オレは佳奈のこととっても可愛いと思ってるし、世界で一番愛しい相手だって思ってる。たった数時間いただけで佳奈のことこんなに愛しくてたまらないなんて俺自身もすごく不思議だよ。」

佳奈は心が揺れていた。このスーパースターの告白を本当に信じていいのだろうか?