さっきの晃有の視線が、ずっと脳裏に焼きついて離れない。 一瞬がまるで一生みたいに感じられて、あたしはあの「伏線」に引っ掛かったまま動けないでいる。 かわらない毎日。 ただの一瞬。 それだけがこんなにも。 恋愛って、すごい。