しばらくして彼が起き上がると、あたしを起こして抱きしめた

ちょっと離れてカラダを見つめる
暗いけど恥ずかしい

「なんで隠すの?すげーきれいなのに」


「もぅ、あんま見ないで//」



「だってもったいないじゃん。今しか見てらんないし…」
そう言うとあたしを思い切りギューーっと抱きしめた




「マジでチョー幸せっ!!…俺だけじゃないよね?
これで終わりとか…ナシだよ?!」


「そんなこと言わないから!あたしもけーちゃんじゃなきゃダメだから//」
彼の背中に手をまわした


なぜなんだろう
ぬくもりを感じるだけでこんなにも安心する


今、あなたはココにいる――



それが全てで、あたしや彼を繋ぐ鎖は全く感じない
罪悪感もない

ただただ、心が満たされた