「はーるな!!おはよ!!」


満面の笑みを浮かべて私の前に立っているのは沙里。私の陸への想いも理解してくれている数少ない親友なんだ。


「おはよ、沙里。」


「今日の放課後暇!?駅の近くにね、ケーキバイキングのお店ができたんだって!早速行かない!?」


私は大の甘党でケーキは大好物!
陸達のやりとりも少し気にならなくなるほど、私のテンションは上がる。



「もちろん!」