「拓真くん。じゃーね。」 「………おう。」 玄関で靴を履く。 「…………麗花。」 「………ん?」 振り向いたらキスされた。 「…………んッ……」 拓真くんの舌が私を追いかけてくる。 苦しくなって拓真くんの胸を押した。 拓真くんはやっぱり名残惜しそうに唇をはなすんだ。 「じゃ―な。」 優しく笑ってくれる。 だいすき……… 「うんっ。」