不安そうにオレを見つめ続ける麗花。
「そんな顔すんなよ。
悪いのはオレの方だし。」
オレも起き上がって麗花の方へ体を向ける。
すると、ハッとしたように目を一瞬見開いて、視線をそらされた。
ムッ、なんだよその態度……
しかも、ちゃんと体にシーツ巻いて完全防御してやがる……
「あ、……えっと、だから…ね。
私はなにがあっても、拓真くんから離れることないよって言いたかったの…。」
しょんぼりして俯きながら、んなこと言うなよ……
あ――――――っ、もう!!!
可愛いすぎだから!!!
「……っきゃ!…拓真くん、やだっ!!///(泣)」
麗花の体に巻いてあったシーツを取り上げて押し倒す。
やっぱ、オレってこういう男なんだから仕方ない。
好きな女は抱きたい。
好きな女がオレのこと好きなら、なおさら。