…………あれ?



全く動かない拓真くん。 

すーすーと聞こえる気持ち良さそうな寝息。 



もしかして、……寝ちゃったの…かな?




それに気付いて、また一気に上がる体温。 


恥ずかしっ///


甘い夜を期待した私が恥ずかしい!!////



でも、このまま眠られても困る。 


ドキドキして、眠れないもん!


さっきまで、あんなこと言っときながら、 

このまま寝ちゃうなんてひどくない!? 



というか、重い……。 
身動きできないし。 



それでもなんとかベッドから出て、ベッドの隣に布団を敷いた。 


拓真くんと一緒に寝たいのはやまやまなんだけど、 
放置されたままの状態で一緒に寝るのもなんか悔しい。