「ぎゃ―――――!!!」
画面を見た途端に部屋中に響く私の声。
やだやだ!!
なにこれ!?
拓真くんのケイタイの待ち受け画面には、デカデカと私の寝顔写真。
しかも、めちゃくちゃ不細工!!
拓真くんこんなの見せたの〜!?
恥ずかしよ〜////
でも、待ち受けが私なことが結構嬉しい///
複雑な心境……
「拓真くん、これ見せたの?」
おずおずと聞くと
「麗花の寝顔見れんのはオレだけだし!
こんなレア物あいつらには見せねぇ!!」
「……っ///
そっか。」
て、照れる…っ。
何この会話……!?//
「見せたのはこっち。」
もう一度、私の前に差し出されたケイタイの画面を見ると
美優紀が隣に写ってるプリ画。
さっきの寝顔写真よりはよっぽど良い。