愛しくてしかたのない君を大事に抱きしめて寝ていると 



ゴソッ...


音がして君が動いた。 



....まだ帰んなよ..





そう思ってもあまり声が出ず、君の身体を引き寄せる。 




もう少し....


いや、 


もっと......






何度君の身体を手に入れても、君の心が離れて行ってしまいそうで不安になる。 



舌を絡めると、君が苦しそうに甘い声を出す。 


そんな声を聞かされると、理性が飛んで 


昨日何度も重ねあった身体をもう一度重ねる。 



君の声が涙声にかわり、 
大きなな瞳に涙を溜める。 


細い腕で一生懸命オレの背中にしがみつくから


我慢できねーよ。