『雪ちゃん〜?』

「ん?」

『私たちが初めて会った日覚えてる?』

「初めて会った日?んー。微妙に…」

『私は、ハッキリ覚えてる。雪ちゃんが超可愛い笑顔でヨロシクね。なっちゃん。って…多分そんときに私は、雪ちゃんが好きになったんだよ。』

って独り言のように言った

「なんか言ってる?風強くて聞こえないんだけど!」

『なーんも。空耳だよ!』

「そー?」

『雪ちゃん、寒い…早くして…。』

「わかった!しっかり掴まっとけよ!」