「あ~あ、昔話したら高校進学の時の事思い出しちゃった、あの時は良かったな」

 玄関で私は一人呟く

「今日から高校生だね」

「うん」

「何かあったら私に言いなねアリス」

「ありがとう美羽子♪」

「さぁ入学式よ、学校に行こう」

「うん」

 学校に向かう

「はぁ、あの日はいじめから解放されると思ってウキウキだったな」

「雪也君もう帰ったの?」

 母が私に質問する

「ううん、私これから雪也君と出掛けてくる」

「おっ!今日は雪也君家に泊まり♪」

「ちょっと!!」

「明日学校休みなんだから泊まって来なさいよ♪」

 母が冷やかす

「もう!!」

「ふふふ」

 私は部屋に戻り私宅をして雪也の元に行く

「お待たせ」

「おお!可愛い服だな」

「お世辞ありがとう!」

「お世辞じゃない!本音だ!!」

「何処に連れてってくれるの?」

「着けば分る!!」

「いつもそう言うわね」