「痛!」

 男子一人が倒れる

「あんたやりまくってるんだろ?暴れるな!!」

 もう一人の男子が逃げようとする私を押し倒す

「やっ!」

 私は男子の股間を蹴る

「ぐっ!!」

「もう嫌!!」

 私はその場から走り去る

 それから私はいじめに耐え抜いて何とか高校に進学した

「こんな感じかな?色々あった」

「そうか、アリスも辛かったんだな」

「うん、それから男子とか信用出来なくなった」

「そうか」

「あんたも疚しい事で近づいて来たと思ってた」

「俺はそんな気持ちは無い!!本気で好きだ!まぁ好きだから何時かはしたいけどな」

「サイテーだけど良い所もあった」

「なぁ、出掛けないか?」

「今から?」

 私は雪也の発言に驚く

「ああ」

「でも親に怒られるよ」

「俺のファンだろ?」

「うん、でも怒られ・・・・ないか♪支度して来るから待ってて」

「早くしろよ!!」

「うん!」