「サイテー!!」

 女子達は私に言う

「デタラメよ!!」

 女子達の言葉に私は怒る

「だから言っただろ?お前はいじられるしか脳が無いって」

「サイテー!!」

 聖夜が私に言う

「アリス本当にサイテー!!勉強熱心で優等生面して裏ではただの軽い女だったなんて」

「そう言えば私の彼氏が付き合う前にアリスに気があったって言ってた!」

「マジ!?アリスあんたの彼氏と何回もしてるんじゃないの?」

「サイテー!!アリス!!何回やったのよ!!」

 一人の女子が怒鳴り私に聞く

「はっ!?私そんな事しないし!!」

「嘘つかないで!!何回したのよ!!」

「やってない!!」

「嘘付くなんてサイテー!!あんたとしてるから私といつもしてくれないのよ!」

 私は女子に頬を平手打ちされた

「痛っ!」

「サイテー女には当然の仕打ちよ!!」

「私何もしてない」

「本当にサイテー!!」

「てな感じでいじめに遭ってた」

「サイテーだなそれは」

「うん、ずっと勉強してたからさ、そんで幼馴染の美羽子って子と同じ今の高校に
 進学したの」

「そうか」

「姫野アリス君!今回の試験も100点だな、また学年1だな、皆も見習う様に」
 
 私はいつもの如く先生に褒められる、他の授業でも褒められる

「姫野アリス君!君はまた英語が学年一だな、君が居ると皆の夢が無くなるな♪は
 ははははは」

 先生が冗談で笑いながら言う