「お、おい!!」

「何であんな事言ったの!!」

 私は雪也に問う

「だって俺達恋人同士だろ?」

「勝手に決めるな!!お母さん達ノリ気じゃない!!」

「お前は嫌か?」

「え・・・・・・・」

 私は一瞬固まった

「お前は俺の彼女だ!」

「ちょっ!もう!今日はサインとか写真とかありがとう

「ああ、アリスの家族だから」

「私あんたの事サイテーって思ってたけど良い所もあるのね」

「俺はサイテーなんかじゃない!」

「どうだか、私ね、中学の時いじめに遇ってたの」

「いじめ?」
 
「うん」

 私は過去の話を話し始める

「ねぇ、アリスって今彼氏とか居るの?」

 突然放課後にクラスのかっこ良い男子が話し掛けてくる

「今居ないよ?」

「なら俺と付き合ってよ♪俺好きなんだよ」

「えっ?本当?良いよ」

「だってよ」

 その男子は隠れてて出てきた他の男子に話す

「良いじゃんかよそのまま付き合っちゃえば?」

「え?」