「ああ」

 母の言葉に父がご飯の入った茶碗をテーブルに運んで来る

「さっ!食べましょう!」

 母が席に座り言う

「ただ今」

 妹が帰宅する

「あ~~~~~!!!何で!?どうして!?何で雪也様が!!」

「うるさい!!」

 興奮して騒ぐ妹に私は怒る

「お姉ちゃん!!何で雪也様が居るの!?」

「良いじゃない別に!!」

「私大ファンなの!!」

「あんたも?家族でどうかしてるわよ?」

 妹の発言に呆れる私

「初めまして」

 雪也は妹に笑顔で言う

「あっ!初めまして!ファンです!サイン下さい!!

「良いよ♪食事が終わったらサインしてあげるよ♪」

「ありがとうございます」

 雪也の発言に興奮する妹

「さっ!あんたも早く食事済ましなさい」

「はーい」

 妹は席につく

「はい、ご飯」

 母が妹に茶碗を渡す

「ありがとう、あの雪也様と一緒に食事が出来るなんて夢のまた夢よ♪」

「そうかい?」

「はい♪」

 雪也が返事をしてくれて興奮する妹