「空いてない…かな」


「え、もうお昼だよ?」


「う~ん…」


はっきり言うと

さっき、オレンジジュースを飲み過ぎたせいで

まだお腹がタプタプ…


タプタプのお腹を押さえていると、




「護衛、ごくろうさん」


後ろからそんな声が聞こえて、

あたしの体が声のした方に倒れ込んだ。

うおっ!と、まぬけな声が出て

腕を引っ張らことに気づく。