「それで・・・?」 「ダンボールの中には爪剥がしの道具と、麻酔が入っていた」 爪剥がし...?! 「なんでそんな物が!!!?」 アタシが声を張り上げると鈴川クンがアタシの顔の前に掌を向けてくる。 「だから、『呪い』の代償なんだ・・・」 鈴川クンは悲しそうに瞼を閉じて下唇を噛む。