その晩、ジョージとバーに行き軽く飲んだ。

なあ、ジョージ、ナタリーは許婚との結婚を望んでいたのかなー?

そりゃー、望んでたんじゃねーか?

あんな曲、作っちゃうくらいだから!!

ジョージの即答は、的を得ていたかのように聞こえたが、

ト長調の朝は、ラルフのために弾いていたのだろうか、、、。

そこが、見えない部分だった。ファジーな部分だった、、、。

二人してプラムブランデーを一杯ずつ飲み干し、宿泊先へ戻った。