明けない夜は無いけれど

訪れない夜も無いわけで



皆、そんな中

必死に生きているんだ。





「葉山くん…。
星、綺麗だね。」

「―――――うん。」





そして唄を
奏でる。


私はその唄を
忘れない。










この星くずの空に
散らばる、
悲しみの唄を。










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