【俺は…もぅ一人じゃない…かっ………】

『えっ』

【ありがとうございます。ササ=リトエント様。これからはあなたの使いをさせていただきます。】

『えっえっえーーってなっなに?いきなり…』

【それが…水龍姫ウォール=リトエント様の最後のお言葉ですから…】

『そぉいえば 私のことそぅ呼んでたけど…誰??』

【あなたの先祖です。きっとササ様はあの方の生まれ変わりでしょう…】

『どぉいう根拠があって生まれ変わりって言ってるかはわかんないけど…。そぉいや茨の森が…消えちゃった…』

【あれは俺を飲み込んでいた闇の力ですからササ様が俺を浄化したときにいっしょに消えた】

『ってことは…もぅ』

【ばっちり いい人にもどりましたよ。それに人間にもどれましたしね。(更にいいことに魔物になった歳のまんま☆)】

『…』


『あっ!!!!そういえばカナト!!』

【ササ様】

『カナト!!!カナトーーー!!』

【残念ですが…カナト王子は死んでます…】

『ィャ…』

【ササ様…】

『イヤ!!!イヤーーー(叫)!!!カナトーーー!!』

【…】