ただオルゴールに書いてた変な文字読んで勝手に引き込まれただけなのに…

カナトは本当にすまなさそう…

『…いっ…いいの②☆どぉせ勝手に引き込まれただけなんだから気にしないで♪』

そんなカナトが自分を追い詰めてる気がしてわざと明るく笑いながら言ったヮ

カナトは唖然とした顔してるし…

暗ぁ~い空気は耐えられないし

まぁこれでいっか

内心ホントはめっちゃ迷惑って思ってたけど

ホントにすまなそうなんだもん…

「…そぉか…ごめんな。
ところで…多分 笹もアズが使えるはずだ」

『へぇっ?なんで…私アズなんてしらないょぉ~…
使ったこともないし…
何もかなわないし
とりえもないし…』

「そんなんぢゃないって…
まぁなににしろ アズがないと球地に居られないからなぁ
まぁあとは 笹が球地には①ヶ月しか居られないってことかなぁ~」

『えっ?なんで?』

「球地の歴史にのこる大トゥル(占い師)が昔実験的に地球に潜入して歴史を調べていた…
そのトゥルは死んでしまったんだ…
後でわかったことだが地球と球地の記憶は共には持っていられないらしい…
地球と球地の時間の感覚は違うが
地球では①週間
球地では①ヶ月
どっちともの記憶を持っていると脳が混乱して死にいたってしまうんだ…
だから笹は地球の記憶を持ったままでは球地には①ヶ月しかいられないんだ…
そして帰るときには記憶を消さなければならない…
何はともあれ今日はもうだいぶ暗くなってきたしどこか宿にでも泊ろう。
笹がアズを使えるかどうかは明日探ればいい」

そういってカナトは歩いてく