うぅ~~ん

流れが速いのになんだかこの川の水すっごい綺麗…

水…

水かぁ~

飛んでも橋でもダメ…

あっ☆

ぢゃぁもぐればいいんぢゃん♪

そっかぁ~

でもどぉやって…

水ねぇ~…

…あっ

水で膜つくっちゃえばいいんぢゃない☆

丸い膜作って空気はカナトのアズで…

うん②それならいけるかも♪

『思いついた☆』

早速カナトにも話して準備した♪


水の膜を…作る!

『青い石よ。我に力を与え 我のを守れ。ブルーストーン』


水が一瞬でカナトと私の周りに集まってきて丸い水の膜ができた

その中で次はカナトがアズを唱えて空気がなくならないようにした

それでも用心してカナトは私に

「アズの気配を消せるか?」

…そんなこといわれてもしたことないしできるかできないかわからないに決まってるでしょうっ!

ぶすぅ~っ(--#)

まぁ仕方ないやるっきゃないっか

適当でも何でもやってみなきゃ

えぇ~~~っと…

手を石にかざして…


『青い石よ。その力の気配を隠せ。ブルーストーン』

本気適当…

でもカナトが言うにはうまく気配が隠れてるって…

まぁどんなんかさっぱりだけどカナトがそぉいうんだったらいいんぢゃない

さぁ~コレからが大変なトコだ

なんせ川を渡りきるまでアズに集中しなきゃならない…

私のアズ…

そしてカナトのアズがどこまで持つか…

大丈夫

絶対②向こうまで渡りきるん!


カナトを見た

真剣な目でカナトがうなずく

私もうなずき返し 水の膜をアズで動かし


ポチャン


音を立てないように入ったつもりでも結構大きな音が出た気がした

水の中では水の膜から水が入ってこなくてひとまず大成功だったことにはかわりがないが…

入った瞬間 目を疑った…

何故なら私たちが入った場所のちょうど真下(川底)で水龍が寝ていたの

あっちゃぁ~

入った場所がかなり悪ぃ…

こうなったらしょうがないよね

水龍が起きないようにめちゃ願って

静かにわたろぉ~…