「俺の方が歩羽の事すき。大好きだしっ」






そんなバナナ・・・







夢?







妄想?







「ほっんとっ?!」







尚斗はあたしを抱き締めて甘い甘いキスをした。







「んぁっ・・・んっ」







甘い吐息が2人を包む。







「ふえっ。尚斗おっ・・・」








「泣くなよ・・・俺すっげー嬉しい。片思いだと思ってた・・・・絶対お兄ちゃん的な存在だろうなって」






あたしと考えは一緒。







怖かった・・・。






現実が。