「僕は、優。上級天使…ッて言ってもわかんないか…。
とにかく、天使の中では最高位の立場なんだ。
このチームのリーダーを任されてるよ」


天使…?
なんか聞き慣れない単語が出てきた。


「…俺は…武之…中級天使だ…………好きなものは………たくあん…」


普通の人の発言なら吹き出すとこだけど、本人が真顔なのでそれはやめておいた。


「俺はミチル…。
か…ッ下級天使で悪かったなッッッッ!!!!!!
いずれは優のリーダーの座を奪い取る男だ!!!
今に見てろよ、くそ女!!!」



「く―ッ!!!いちいちムカつくやつ!あんた、くそ女くそ女うっさいわよッ!
下級のくせに!!!くそ男!」

「うぐぅッ」


ミチルは黙り込み、歯をくいしばっていた。


いい気味!


「…それで…」



あたしは、冗談交じりで尋ねた。


「天使ッつ―のゎ…?」