「……と、友達からで…………」


ギリギリギリギリッ!!


「痛ってぇぇぇっ!!」

「あッごめぇん」


なんか今、聞きたくない単語が聞こえたような気がしたから、つい髪に力が入っちゃった


塚、ユッチの顔……ますます青くなってない

大丈夫かなァ


「…………わかった……」

「ん何ィ」


ユッチは深く息を吐くと、


「……いいぜ。付き合おっか」


地面にうなだれたまま、そう言った。


…………え?

えぇッ


「い、いいの」

「あぁ……だからこれ、ほどいてくれるか?」

「う、うん」


シュルルルルル……


ウチはおさげを元の長さに戻していく。


塚……、ウチ、ユッチと付き合えるの

マジで


…………。


「ユッチィ〜ッ」