髪に

先生の

手の
温もりを。

残して…。



「旭先生ー!!!」

「はい、はい!!」



先生を呼ぶ声。


「あ、じゃあ、ごめんね!!」

「はい、ありがとうござあましたぁ!!」


扉が開き、
先生の姿が
消えていく。