おいで、と目で言われ、シャイニーも隣に腰を下ろす。

『ボクは・・・ずっと君のことを見てた』
「ずっと・・・??」
『うん。君に笑ってほしくて・・・だから来たんだ』
「そ、それって・・・」

どういう意味?と聞こうとして、顔を上げると、ルナと視線がぶつかった。
まっすぐに見つめられ、指先すら動かせない。

『シャイニーのこと・・・好きなんだ』

ルナが言葉を発した瞬間、シャイニーは顔に体中の熱が集まった気がした。

「・・・っルナ、私・・・」
『・・・君が他の人のことで泣いてたのは知ってる。でも・・・言っておきたかったんだ』
「ルナ!あの・・・私、笑えたのはルナのおかげなの!クロウはもう・・・終わったの!!」

涙に濡れた声で、想いを振り絞る。
ずっと忘れられずにいたのに、切なげなルナの微笑みを見たら、思わず叫んでいた。

「・・・ルナのおかげなの・・・」

つないだ手に力を込める。

『ほんとに・・・??』
「うん・・・私もルナのこと・・・」

言いかけた言葉を遮り、ルナはシャイニーの頬に触れる。

『シャイニー・・・』
「ルナ・・・好き・・・んっ」