その彼女との

何気ない日常の一コマ、一コマ。

それがその時の僕の世界を

創っていたすべてだった。

今から考えてみれば

とても狭く小さな世界

だったように思う。

おそらく僕の見ていたものなんて

世界のほんの一握り

にしか過ぎないんだろう。